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なでブログ

健康第一

『サンタクロースの嘆き』を読んで

ごちうさのキャンペーン商品を買った話 - uncertainty

こちらで購入した。と書いた本『サンタクロースの嘆き』を昨日読み終わったのでその感想をつらつらと

個人の感想なのでそこは何卒
ネタバレに準じるものがありますので一応ご注意ください

著者の赤川次郎さんなんですけど、有名なお方らしいのですけど私はこの作品が初めて読む作品だと思います。お恥ずかしながら
作風など全く知らないのでそこら辺の感想はないです

読んでみて感じたことはいくつかあります

まず、登場人物の容姿などを想像させる表現がないということです
最近読んだ本には、奈須きのこさんの『空の境界恩田陸さんの『夜のピクニック』などがあります
上にあげた作品では、登場人物の容姿などを想像させる類の表現が豊富にあります
容姿などを想像させる表現は、いい意味で言えば登場人物に対する魅力が大きくなり、好きな登場人物などがいれば作品に対する思い入れが深くなります。悪い意味で言えば読者が登場人物に余計な感情移入してしまう可能性がある。と言ったところでしょうか
ここは著者の意図するところによって変わると思います

文体は会話がメインなのですが、この無駄(?)な登場人物紹介が省かれているおかげで会話を客観的に読むことができて、より話の全体的な謎に集中して読むことができます
また、言動で感じられる登場人物の印象としては、お金と人の行動のこと、ギラギラとした欲望にまみれた人たち、精神的な落ち着きがあまりない、など未熟でリアルな人間らしさを感じます
前述した作品の登場人物は、精神的にも落ち着いていて、ある種達観しているようにも感じられるほど人間的に成熟されていました。個人的にそういう年齢にそぐわない『落ち着き』というのは自分にないものなので心のどこかで羨ましがってしまいます
そういうこともあり、この作品ではより等身大の人間を書くことで、読者に変な感情を持たせない登場人物の書き方をされている(著者がそう望んでいる?)ことが印象に残りました

次に話の構成ですが、これは複数のグループに分かれてそれを並行させながら書かれています(読まないとわかりにくいのですが)
ただ、それぞれの心理描写は少ないですが、言動で推測することはそれほど難しくないかなと言った感じです
人によっては話があっちいったりこっちいったりでまとまりなく感じるかもしれませんが、僕は気になりませんでした

話の最後になると突然話が進んでいくのですが、終わった後も謎が残ったままだったり本来なら書かれてるだろう一部登場人物のその後が書かれていません
ここに関しては、書いてる途中で飽きたのか?と思わせるような終わり方でした
残念といえば残念ですが、もしかしたら著者のその後を自由に考えさせようという思惑があるのかもしれません

感想は以上ですが、全体的にサラサラよめて難解な謎があるわけでもないので楽に読めました
赤川さんの他の作品もおいおい読んでみたいと思います


こういう文を書くときは行き当たりばったりだと同じようなことを何回もぐちゃぐちゃ繰り返してしまうのでよくないなあと思いました。。
意味のないかもしれない感想でした。ではおやすみなさい