なでブログ

健康第一

僕がSKKと別れることを決めるまで。

はじめに

自分は今年のはじめにSKKを使い始めました。どういう経緯で使い始めたかは忘れてしまいました。当時はWindowsばかり使っていたので、CorvusSKKを選択しました。環境設定するときに参照していたWebサイトで同時に紹介されていた、AZIKとSandSもSKKと同時に使い始めました。使い始めた当初は、主にAZIKのせいでめちゃくちゃ使いにくかったのを覚えています。ちなみに、US配列のキーボードを使っていて、SKKを使い始めるまではGoogle日本語入力 + スペースキーの両隣にあるキー*1IMEオンオフ切り替え っていう環境で、特に不満はありませんでした。

ツイッターばっかやってたので慣れるまではあまり時間がかからなかったように覚えています。配列そのものが変わるわけではないので、覚えやすい部類だと思います。高速タイピングができるようになった!っていうわけではなく、腕・指の動く量が減ったように感じました。SKKによって変換決定にEnterを押す回数が減ったこと、AZIKによる入力の最適化、SandSにより右小指の使用が最低限になったことが関係していると思います。

Google日本語入力から移行したこともあり、変換に関しては貧弱だと感じました。なので、skkservを使って変換にGoogle日本語入力を利用するようにしたところ、変換の問題は解決しました。しかし、送り仮名つけたままでも平気で変換できるので、本来のSKKらしい使い方(?)はできていませんでした。

慣れてからはもう以前の環境には戻りたくないって思うほど快適でした。

発生した問題

4月からMacを使う機会が多くなって、必然的にMacでも同じような環境を整えようとするわけですが、そこで問題が発生しました。

Mac(Sierra)で満足する環境が構築できなかった

SKK+AZIK+SandS+Google日本語入力(外部変換)をSierra上で実現するために必要なソフトウェアが、

さらにこの状態で、Terminal.app*2でCtrl-Jでかな変換モードがターミナルの改行コードと被ってしまい、使えません。Shift+Ctrl-Jで代用することができますが、個人的にはShiftを押そうとすると左手が少し動いてしまうの嫌でした。一応ネット上にはkeyhacを使うことで解決できるという情報がありますが、keyhacもまた他のアプリケーションに影響を及ぼしたりするようで、諦めました。

AutoHotKey+KeySwapでSandSを実現すると、問題が発生する(Windows)

WindowsでのSandSの実装はいろいろな方法があり、新しいのから古いのまでありますが、さっき参考として挙げたSandSの実装では、確認できただけで以下の問題が発生しました。

  1. ゲームをやるとき、スペースキーを使えない。(ジャンプができない)
  2. コマンドプロンプトでスペースキーが入力されない。

解決方法*3を調べたり、別の方法でSandSを実装すればどうにかなるかもしれませんが、そもそもSandSを使うこと自体に問題が発生する原因があることは自明でした。

その他、気になったこと

問題っていうほどではなく、単純に許せるか許せないかみたいなそういうもの。

入力状態がわかりにくい(CorvusSKK)

CorvusSKKは現在の状態がどうであるか(かな、英数、カナなど)をタスクバーを見ないとわからないので地味に不便でした。AquaSKKはカーソルの横に入力状態が表示されるのでわかりやすくて便利でした。

WindowsでのSKK入力システムでCorvusSKK以外にSKK日本語入力FEPというものもあり、そちらは入力状態に応じてカーソルに色が付くのでわかりやすいです。しかしAZIKの設定がCorvusSKKやAquaSKKのものと微妙に違く、少し設定をいじろうとしてみても思い通りにならず、更にSKK日本語入力FEPを試したのがMacで試行錯誤してるときだったので、トラブルシューティングがめんどくさくなってきて結局使わないことにしました。*4

MacのOSごとの変化が大きくて継続的に使えるかわからない

上記のAquaSKKとTerminalの問題は、AquaSKK公式にはKarabiner(≠Krabiner-Elements)を使うことを推奨しています。しかし、KarabinerはSierra対応していないのでその解決方法が使えません。対応まで待つのも一つの手ですが、SKK+AZIK+SandSというマイナーな方法を使っている以上、今後もOSをメジャーアップデートするごとに何らかのソフトウェアのために対応待ちをすることになるでしょうし、それ考えると煩わしさを感じざるを得ません。それに、開発者が頑張って対応しても次のOSで使えなくなってしまう、という状況が続くと確実に開発が止まってしまうので、そういった怖さもあります。

それと、MacMacBook Proで使っているので、CPU使用率増加とそれに伴うバッテリー消費を考えて、常時起動させておくプロセスを増やしたくないっていう気持ちがあり、そういう面での心配もありました。*5

というわけで

僕はSKKをやめて、Google日本語入力に戻ることを決意しました。SKKを使い始めて3ヶ月経ち、元の入力方法が全く使えないくらいになっていて、SKKを気に入っていたのでつらい決断でした。最初のほうで述べた通り、SKKSKKらしく使えていなかったので、じゃあ別にSKKじゃなくてもいいんじゃないか?って思ったのがきっかけでした。ただし、AZIKはもうやめられないと思います。慣れると元の配置で文字が打てなくなります。

今は補助ソフトウェアとして、Windowsではalt-ime-ahk(AutoHotKey)Macでは⌘英かなを使っています。こちらも補助ソフトウェアがOSアップデートで使えなくなる可能性はありますが、この方法は使用している人口が多いので、対応するまでそこまで時間がかからないだろうと判断して使っています。

SKKに戻ってくるとしたら、SKK日本語入力FEPAquaSKKAZIK設定が同じようにできて、KarabinerがSierra対応したら…ですかね。そのときにはもうGoogle日本語入力のほうに慣れてしまっていそうですが。

Google日本語入力AZIKを使う設定ファイルは、ネットで探したものをUS配列向けに一部調整したものを使っています。AZIKは非常に便利なので試してみたい方は是非。

最後に、誤字脱字や僕が悩んでいるとして挙げた事柄に対して、なにかコメントがありましたら遠慮なくお願いします。🙇

参考など

*1:環境によって色々変わるので抽象的にしました。

*2:iTermなどを含む。

*3:予想ですが、KeySwapを使ってSpaceを左Shiftにしているのでそのせいだと思っています。SpaceはSpaceのままSandSを実現できれば問題は起きないと思います。

*4:というかSKK自体を使わなくなることになりました。

*5:Google日本語入力も多少はCPU使用率を持っていくので、合計で考えたらどっこいかもしれません…。